個人事業主の節税方法
個人事業主の節税方法を中心に紹介しています。税金は,国民の義務ですので脱税は違法ですが,節税は合法です。法律で認められている範囲で,かしこく節税しましょう。節税というとなんともめんどくさい感じがしますが,同じ金額を稼ぐよりは,節税したほうが実は,簡単だし確実です。かしこくお勉強して,お金を節約しましょう!
- 青色申告で節税する!
- 個人事業主の人が,確定申告をする場合,白色申告と青色申告をする2つの方法があります。 少しでも節税したい場合は,「青色申告」をしましょう。 青色申告をすると,65万円が課税所得から控除されます。65万円分の利益が圧縮されるのです。 税率が3割の人なら,65万円×3割=19万5000円分の税金を支払わなくてもよくなるのです。 何が何でも,青色申告をしましょう。 青色申告をするには,「所得税の青色申告...
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- 専従者給与を支払って,節税
- 専従者給与とは? 専従者給与として認められる要件 「青色事業専従者給与に関する届出書」を提出しよう! 専従者給与の節税効果とは? 専従者給与とは? 専従者給与とは,生計を一にしている配偶者その他の親族が納税者の経営する事業に従事している場合、納税者がこれらの人に給与を支払う場合のことです。 いわゆる,旦那さんが奥さんに給与を支払ったりする場合のことです。 専従者として申請し,専従者にお給料を支払...
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- 小規模企業共済に加入する
- 節税対策として,「小規模企業共済」に加入しましょう! 小規模企業共済は,最大で月7万円かけることができますので,年間で84万円の所得控除を受けることができます。 税率が30%の人なら,84万円×30%=25万2000円税金を節税することができます。 小規模企業共済とは,退職金制度がない自営業者のために,退職金を積み立てる制度です。 小規模企業共済の掛け金は,全額所得控除されますので,税金はかかりま...
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- 法人成りする
- 個人事業主から法人へ組織変更することを「法人なり」といいます。 よく本で節税対策として「法人なり」をして,節税しようという意見があります。 この法人なりですが,節税に役立つかというと,役立つ場合と役にたたない場合とあります。 法人なりのメリットとして以下のものがあります。 給与所得控除が使えるようになる 家族にも給料を分け合うことで,節税できる 取引先の信用が増す 必要経費として認められる範囲が増...
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- 確定拠出年金(401k)をかける
- 確定拠出年金(401K)をご存じですか? 確定拠出年金とは,給付額が運用成績によって変化する自分で運用成果に責任を持つ年金のことです。 確定拠出年金をかけると,個人事業主にはメリットがたくさんあります。 以下,簡単に確定拠出年金・401kのメリットをリストアップします。 掛け金が全額所得控除される 受取るときは,退職金として減税されるかまたは公的年金と同様に減税対象になる 運用益が途中非課税 以上...
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- 領収書を漏れなく記入する
- 当たり前のことですが,細かい金額も領収書をもれなくひろって,伝票を書きましょう。 小さなお茶代や,文房具,など,こまごまと会社の経費として認められるところはありますが,もれなく記入しましょう。 1件1件は小さな金額でも,まとまると結構大きな金額になります。 ですので,節税するためには,小さな金額のものも見過ごさないようにしましょう。 また,電車代やバス代など領収書がでないものもきちんと明細を書くこ...
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- e-taxを利用する
- e-taxとは,電子申告のことです。 税務署に出す申告の書類をインターネットで提出することができます。 準備は必要ですが,一度始めるととても便利です。 年に一度の確定申告だけでなく,給与所得の源泉徴収の法廷調書や毎月の源泉徴収の納付などの書類も電子申告できます。 そのような書類を提出後,インターネットバンキングで納税することになります。 一度も銀行に足を運ぶことなく,納税の申告と納税を済ますことが...
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- 売上を給与としてもらう
- 毎月定期的に支払いがある得意先がある場合には,料金の支払いを給与として受け取れないか相手先にお願いしてみましょう。 給与として受け取ると,給与所得控除と言って課税所得が圧縮されます。 ですので,お給料のような得意先があるときには,給与所得とすると給与所得控除が使えますので,ずいぶん税金を免れることになります。 毎月定期的に支払いがあるような得意先がある場合,実態をみると作業の下請けなど相手先の従業...
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- 外注化する
- 仕事を依頼する場合,アルバイトを直接雇って仕事させる場合と,仕事をきめて外注に出す場合があります。 できるなら,外注を活用して,節税しましょう。 外注費として支払うと,消費税の計算のときに,消費税を支払ったとして消費税額が圧縮されます。 同じような仕事なのに,アルバイトとして直接雇って仕事をさせると,アルバイト代の支払いには消費税は含まれないことになりますので,消費税額の圧縮になりません。 人件費...
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