個人事業主の青色申告 > 個人事業主と法人比較 > 法人成りのメリット > 事業の継続・拡大が容易
法人のメリットとして,事業の拡大や継続が容易になる点が挙げられます。
法人になると,死亡という概念がなくなります。個人事業主だと,個人事業主本人が死亡した場合,銀行口座が凍結されたりして業務に支障がでます。一方,法人の代表者が死亡した場合は,代表者が交代になるだけで会社名義の銀行口座などは凍結されません。ですので,業務に支障を生じないことになります。
個人事業主が一人で業務をして営業しているような場合には,個人事業主のままでもいいですが,社員を雇い,たくさんの取引先と取引するようになったら,法人化したほうがいいでしょう。
また,法人化すると事業の拡大も容易になります。
そもそも,法人のほうが個人事業主に比べると銀行融資もつきやすくなりますし,他の人,会社からの出資という形での資金提供も期待できます。
以上から考えると,事業を拡大したり,継続させたりするには個人事業主でなく法人を選択したほうがメリットがあります。
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